バイクの免許を取ろうと思った話③~教習編~
免許より先にバイクを購入し、後戻りが出来なくなったリシヨウさん。
(納車は4月末頃にしてもらいましたが)
なんとしてでも二輪免許を取得しなければなりません。
自分は普通二輪(小型限定)の申し込みをしました。
エイプ100に乗るために最低限必要な免許で、125cc以下のMTバイクに乗ることができるようになります。
「どうして普通二輪にしないの」と思うかもしれませんが、小型限定には下記のメリットがあります。
①教習料金が安い(普通二輪より3万円程やすい)
②教習時間が短い(普通自動二輪は技能教習17時間に対して小型限定は8時間)※普通免許以上取得済の場合
③車体が小さいので取り回しが楽
個人的に大きいバイクは所有することが(経済面&置き場的に)厳しかったので小型限定にしました。(小型限定でいいの?と教習所の人にも聞かれましたが・・・w)
乗りたくなったらのちのち限定解除することもできますし、バイクの魅力にハマったら大型取得を目指すのも良いかなと思いました。
そして一番は短時間で取れるということ。もうバイクを購入してしまったので早く乗りたい!という気持ちでいっぱいでした。
(しかしこれは後々大変なことに気が付く)
そしていよいよ教習スタート。プロテクターを身にまとい説明を受けてついに教習車のバイクとご対面!
二輪免許最初の難関は「引き起こし」と言われています。(倒れたバイクを起こすことができなければそもそも教習を受けられないという・・・)
小型ですら起こせなかったらどうしよう・・・と思っていたら教官に「あー・・・君なら大丈夫そうですね」と言われて引き起しはスルーでした・・・(;´・ω・)アレ
ただ、普段自転車にしか乗っていない自分にとっては小型といえどバイクはすごく重く感じました。(最後まで倒したりコケたりすることはなかったので、引き起こしは一度も経験しませんでした・・・)
ギアチェンジの仕方も自動車や自転車とは全然違うため最初は戸惑いましたが、ギクシャクながらも最初の教習時間ではとりあえず走らせることに成功しました。
しかし一時間目で走らせることが出来たからと浮かれることはできません。
小型限定なら8時間で取れる・・・・というのは逆を言えば8時間で操作をマスターし、検定コースを覚えなくてはならないのです!!
(普通二輪なら17時間あるので、ゆっくり覚えられたかもしれません・・・)
もう次の時間からはコースを一通り覚えてくださいと言われました・・・(い・・・忙しい・・・)
そして8時間で取れる・・・というのは教習スケジュールが順調に取れればという話・・・
教習所は学生と高齢者教習の予約であふれかえっており、なんと1週間に1時間程度しか教習が受けられないという状況に・・・orz
あわよくばゴールデンウィークまでに免許を取ってエイプたんとお出かけするぜヒャッハー!!という野望は打ち砕かれてしまったのでした・・・
教習自体はスムーズに進みましたが、仕事終わりで日没後だったので寒くて暗い中の教習でした・・・(手がかじかんでクラッチ握るのが辛い・・・)
ところでバイク教習の難関といえば、落ちたら即失格の「1本橋」とパイロン触れたら失格の「クランク」「スラローム」などがあります。
「一本橋」については最初は上手くできなかったのですが、「遠くを見る」というコツと「燃料タンクをしっかり挟んで半クラとフットブレーキで速度を調整する」ことを念頭においてやったらなんとかできるようになりました。
(AT車教習でスクーターでチャレンジさせてもらいましたが、ニーグリップが出来ない分難しく感じました)
「クランク」については教習後半になってもパイロンに触れてしまうことがあり苦手意識がずっとついて回りました・・・
「スラローム」に関しては小型二輪では行わなくても良いのですが、教官に「せっかく(?)だからやってみましょう!」と言われて1回だけやらせてもらったのですがうまくできませんでしたorz
あとは楽しい楽しい(?)シミュレーション教習
これでもかというくらい悪意に満ちたヴァーチャル世界でバイクを運転します。
教官に「退屈な教習でゴメンネ」と言われましたがこれはこれで・・・w
オマケでシミュレータバイクの排気量を1200ccにしてもらったりしました(ヴァーチャルだから許される所業
ところで教官に「リシヨウ君は郵便局の人?」と言われましたが、小型二輪の免許取得を目指す人は珍しいとのことでした。(確かに郵便局の人は二種原付乗ってますね)
そんなこんなで教習は進み、いよいよ卒検!!!
・・・が視野に入ったところでゴールデンウィーク突入となりました(当然教習所も休み)
うう・・・休みの間にすべて忘れてしまわないかコワイ・・・
~次回 納車&卒検編へ続く~